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はじめに:キックオフは、情報の「受け渡し」ではありません
こんにちは!マーシーズの澤井です。
営業代行を成功させるためには
「丸投げ」を卒業し、
共に戦うパートナーになることが
不可欠だというお話をしました。
では、具体的にどうやって
「勝てる準備」
を進めていくのか。
今回は、プロジェクトのスタート地点である
「キックオフ」から
「スクリプト(台本)作成」
までのプロセスを紐解きます。
私たちが、みなさんの立派な営業資料をあえて
「そのまま読み上げない」理由を、
ステップを追ってお伝えしますね。
Step 1:営業資料は「商談」のため、テレアポには「別の言葉」が必要
まず、
「優れた営業資料」
がそのまま
「優れたテレアポの台本」
になるわけではない、
ということを知ってほしいんです。
商談資料は、すでに話を聞く姿勢がある相手に対して、
論理的に価値を伝えるためのものです。
しかし、
電話口の相手はまだ
「あなたの話を聞くスイッチ」
が入っていません。
10秒で切られてしまうかもしれない
緊迫した状況では、
資料の要約ではなく、
相手の心に割り込む「生きた言葉」
が必要になります。
キックオフの場で私たちが必死に探しているのは、
資料には書かれていない
「現場の情報、温度感」
なんです。
Step 2:スペック(機能)を「現場の痛み」に翻訳する
次に、みなさんの商材の
「こだわり」を
相手がピンとくる言葉に
翻訳していきます。
例えば、SaaSの商材で
「作業時間が30%削減します」
という強みがあったとて、
これをそのまま伝えても、
相手は「ふーん」で終わってしまいますよね。
マーシーズでは、こう言語化します。
「月末の締め作業の時期、
スタッフさんが夜遅くまで残業して、
手作業で数字を入力しているというお話しを伺うのですが、
御社でもお感じになる部分はございますでしょうか?
そうですよね、
残業代を考えるとかなりの費用になるかと思いますし、
残業があると人的ミスも発生しやすいのですが、
その部分を仕組み化することで、
残業代も月〇〇時間分削減でき、
かつ別のやるべき業務に集中でき、
全体の残業時間も〇〇時間削減できるというデータも。。」
(ここまで一方的に長くは話さないのですが、例え話ですw)
「工数削減(スペック)」
という抽象的な言葉を語るのではなく、
「夜遅くまでの残業(具体的な痛み)」を提示し、
それが解決される景色を見せる。
この「翻訳」の精度、
つまり相手が今まさに感じている不便さを
どれだけ解像度高く言葉にできるか
これこそが、テレアポの成約率を左右する最大のコツなんです。
Step 3:現場の「ボヤき」をスクリプトのフックにする
翻訳をさらに深めるために、
私たちはクライアント様には、
「お客様が、
他社のサービスを使っている時の
『ちょっとした不満』って何ですか?」
という部分は詳しく教えていただきます。
「設定が難しくて、結局使わなくなった」
「サポートが遅くてイライラする」
こうした現場の小さなボヤきこそが、
相手が受話器を握り直すきっかけになります。
パンフレットに載っている綺麗な言葉よりも、
こうした「泥臭い本音」を盛り込むことで、
「あ、この人はうちの状況をわかってくれている」
という信頼が生まれます。
Step 4:完成はスタート。「模索し続ける」体制が成果を作る
キックオフで作ったスクリプトは、
あくまで「最初の仮説」にすぎません。
実際に電話を始めると、
市場からは予想もしなかった反応が返ってきます。
「今の時期はコストの話より、
人手不足の話の方が反応がいいみたい」
こうした市場の生きた反応を、
私たちは一刻も早くスクリプトに反映します。
「最初の台本に固執せず、
市場に合わせて言葉を研ぎ澄ませ、正解を模索し続ける」
この体制があるからこそ、
マーシーズは
「質の高いアポイント」
を継続的に生み出すことができるんです。
まとめ:私たちは、みなさんの「想い」の翻訳者です
みなさんが大切に育ててきた商材。
その本当の価値を、
一番届けたい相手に、
一番刺さる形で届けること。
そのためには、
資料を読み上げるだけの「案内」から卒業しなければなりません。
丸投げではなく、
共に知恵を絞り、現場の言葉を紡ぎ出す。
そんな二人三脚の準備があって初めて、
商談への扉が開きます。
マーシーズは、みなさんの
「こだわり」を「確信」
に変えるために、
今日も丁寧なキックオフからスタートします。


